半世紀少年ブログ

コンサルタントをしています。仕事、日常、趣味などで書きたくなった事をつらつらと。

人名事典

子供のころに、情操教育の一環で、学研の学習と科学を定期購読していました。
姉が「学習」で、私は「科学」。

www.gakken.co.jp

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どうしてこういう割り振りになっていたのかは、今となっては知るすべはないです。単純に親の意向でしょうかね。
で、「学習」、「科学」、どちらにも付録がついてくるのですが、「科学」の付録を楽しんでいた記憶は、正直まったくないです。
すでにそのころから文科系だったのでしょうね。
そんなある日、姉用の「学習」の付録で届いた”人名事典”、それが私にはハマりました。
姉はあまり興味はなかったようなので、自分の部屋に持ち込んでずーっと読んでいました。偉人、生年、業績、業績を上げた時の年齢、その後、没年。すべてが面白かったですね。
覚える気も無いのに、勝手に記憶に刻まれる、なんとも不思議な感じを覚えています。
この出会いから、学校の社会(歴史)は得意科目になっていくことになります(正直、学校での歴史の授業は低レベルだとずっと思っていました)。
人という個の存在から、その個が行った事績をつなげて歴史になる感じで、
まず年号を覚えてどうのこうのというものとは、全く別の捉え方です。
学び方によって、興味の持ち方って変わるものだと思ったのもその頃の事です。