半世紀少年ブログ

コンサルタントをしています。仕事、日常、趣味などで書きたくなった事をつらつらと。

マイクロサービス

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言葉自体は以前からありますが、最近適用可能性を感じるケースが増えてきました。従来のSOAとの違いにも軽く触れています。

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まずSOAでは、サービスの切り口としてXMLで定義された「Webサービス」(SOAPWSDLなど)が有力視されていました。現在の主流であるRESTful Web APIよりはるかに複雑な仕様群です。そして、Webサービスによりシステムコンポーネント間を結ぶためには、ESB(エンタープライズサービスバス)と呼ぶ複雑な(つまり高価な)ミドルウェアが必要だと言われていました。非同期メッセージへの対応、高負荷への対応、障害発生への対応、サービスレベルの保証、セキュリティなど、利用条件をエンタープライズシステムの伝統的な基準に合わせて厳しく設定すると、こうしたミドルウェアの必要性はもっともなように思われました。SOAは「難しく考え過ぎていた」ためにうまくいかなかったのです。
一方の「マイクロサービス」では、Webの文化から生まれたシンプルなRESTful Web APIをサービスの切り口にすればいいじゃないか、という考え方です。ESBのような重量級のメッセージングミドルウェアは使いません。
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そうなのですよね。